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大河内シカオイ行事へのアクセス情報!駐車場はある?
日本各地には不思議で面白い地元色の強い祭りがたくさんありますが、長野県で開催される「大河内シカオイ行事」という行事をご存知でしょうか。
大河内シカオイ行事もちょっと不思議な祭りなのですが、今回はそんな大河内シカオイ行事の口コミやアクセス、駐車場情報、さらにホテル・宿泊施設まで一気にご紹介します。
日本ならではの独自の文化が生み出した大河内シカオイ行事。
子供たちの声も響く、ユーモアある祭りなのでぜひチェックしてみてくださいね。
大河内シカオイ行事について
画像:https://mg.minami.nagano.jp/group/shikaoi
大河内シカオイ行事は国選択無形民俗文化財に指定されている祭りです。
旧暦の3月3日に開催されます。
天災や鳥獣の被害を防ぎ、豊作を祈る祭りとされており、境内の前庭に藁(わら)を使って作ったオスとメスの2匹の鹿が並べられます。
体は藁、角や足には楓を用い、舌には杉板を使います。
お腹には小豆飯を入れ、注連縄(しめ縄)で飾り付けをします。
シカオイ行事の前には本殿にて宮人の一人が優雅な「順の舞」を奉納します。
そして神職である禰宜(ねぎ)が狩人役となり、狩りの際に獲物を追い込む勢子(せこ)役の人と向かい合うと祭りのスタートです。
禰宜の指示のもと、注連縄を襷に掛け右手に棒を持った勢子が追い出した鹿を禰宜が放つ一矢で射止めます。
そして子供たちは鹿のお腹に入っていた小豆飯を食べ、祭りの終盤には「オクヨウ」と呼ばれる石垣の上から餅やお菓子が振る舞われ、観客も一層盛り上がる祭りとなっています。
大河内シカオイ行事の評判・口コミ情報
画像:https://mg.minami.nagano.jp/group/shikaoi
大河内シカオイ行事は、規模そのものはそれほど大きな祭りではありませんが、アットホームな雰囲気の中行われる祭りです。
禰宜と勢子のユーモアあふれる掛け合いが魅力の一つで、子供たちも参加できる祭りとなっています。
かつては鹿のお腹に詰められた小豆飯を取るのはケンカになるほど熱い戦いだったようですが、現在は微笑ましい雰囲気の中繰り広げられています。
子供に日本の行事を体感させたい方にオススメです。
大河内シカオイ行事のアクセス情報
画像:https://mg.minami.nagano.jp/group/shikaoi
大河内シカオイ行事を楽しむには大河内池大神社に行く必要があります。
方法は基本的に車となります。
車
中央道飯田山本ICより国道151号線を経由して約2時間走ると到着します。
または三遠南信自動車道天龍峡ICから車で50分です。
公共交通機関
バスなどの公共交通機関は基本的にありません。
最寄り駅が「伊那小沢駅」になるのでそこからタクシーを利用してください。
約30分で到着します。
大河内シカオイ行事の駐車場情報
駐車場は大河内池大神社の駐車場を利用してください。
10台無料で停めることができます。
大河内シカオイ行事周辺のホテル・宿泊施設
画像:http://hirugamionsen.jp/blog/accommodation/ishida
近隣にお住まいでない方が大河内シカオイ行事を楽しみたい場合、日帰りで行くのは少し大変です。
そんな時知っていると助かるのが宿泊施設です。
オススメの宿泊施設をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
大河内シカオイ行事が行われる天龍村近くでは奇岩がそびえたつ天竜川を下る「天竜ライン下り」やリンゴ狩りなども行われているので、ぜひ観光も楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
大河内シカオイ行事についてご紹介してきましたがいかがでしたか?
神社での祭りというとどうしても格式ばった硬い雰囲気の祭りを想像してしまいますが、大河内シカオイ行事はとてもユーモアがあり、温かな雰囲気の中行われる行事です。
ぜひ自分の目で確かめて日本の行事ならではの良さを感じてみてくださいね。
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