美しい観光地がたくさんある長野県の松代というエリアをご存じですか?
松代は長野市に位置し、戦国時代には川中島の戦いが行われた場所として知られています。
また、真田十万石の城下町として賑わいを見せたことでも知られ、古き良き歴史を感じさせる観光名所がたくさん残っています。
今回はそんな松代の魅力をたっぷりとご紹介します。
【長野県】松代でオススメの観光スポット5選!
それでは長野市松代エリアの観光スポットをご紹介します。
たくさん紹介しているのでぜひ参考にしてください。
松代城跡
上杉謙信と武田信玄が戦った川中島の合戦の際、武田氏が拠点として気づいたのが松代城です。
当時は「海津城」の名で親しまれており、後に真田氏が松代を治め始めるとこの松代城を中心に城下町が栄えていきました。
外堀に千曲川の流れを利用する松代城は天然の要塞としても優れた機能を持ちました。
明治時代に廃城し、石垣のみが残っていましたが2004年に櫓問や土塁、木橋などが復元され、当時の趣を感じることができます。
また、桜の名所としても知られており、春には美しい桜の風景を楽しむことができます。
真田邸
松代藩9代藩主である真田幸教が義理の母である貞松院(お貞の方)の住まいとして作った住宅が真田邸です。
幸教が引退してからは自信も真田邸を住居としていました。
昭和41年になると真田邸の管理は長野市に譲渡され、当時の武家屋敷の造りを保存し現在に伝え続けています。
また、池山回遊式の日本庭園があり、日本の四季の美しさをたっぷりと感じることができます。
なお、こちらの庭園は座ってみるとより美しさを感じられる作りになっており、真田邸の縁側に腰を掛けて座ると当時の人々が見た風景を堪能することができます。
真田宝物館
真田家に関連する文書や調度品、武具などが展示されているのが真田宝物館です。
松代藩を治めた真田家の歴史などがわかる常設展示展や企画展などを見ることができます。
館内には国の重要文化財である「青江の大太刀」や武田信玄や豊臣秀吉など歴史に名高い武将たちの書状など約5万点の貴重な資料が展示されています。
また、甲冑を試着することができる「わくわくルーム」やオリジナルグッズの売店などがあり、歴史好きの方が楽しめる施設になっています。
旧樋口家住宅
松代城の東南にあり、真田邸や城の正面口である大御門などに近いエリアは上級武士が多く暮らす武家屋敷町として栄えていました。
その中心に位置するのが旧樋口住宅です。
松代藩の目付役など重要な役を務めた家柄であり、立派な邸宅が残されています。
こちらは母屋や土蔵、祠、長屋などが修復されており、長野市の文化財として母屋と土蔵、長屋が登録されています。
現在でも江戸時代の上級武士の生活を垣間見ることができ、展示会や体験イベントなども開催されています。
長國寺
真田家の菩提寺として知られるのが長國寺です。
こちらは曹洞宗の寺院で真田家ゆかり寺宝などが多数残されています。
歴史的に有名な真田信繁の兄、真田信之が最も縁深く、現在も残る「初代松代藩主真田信之公の霊廟」は国の重要文化財として指定されています。
また、禅僧たちが学ぶ場としても知られており、曹洞宗を学ぶ「長國寺宗学僧堂」が作られています。
こちらでは禅僧たちが寝泊まりして日々修業を積んでいますが、一般人を対象とする集いや座禅も行われています。
長野県松代以外にオススメしたい人気観光スポット!
ここまで長野県松代にあるオススメの観光スポットを紹介してきましたが、長野県にはまだまだたくさんの観光スポットが存在します。
ここでは長野県にまだまだたくさんある人気の観光スポットを目的や場所ごとに紹介していきます。
ぜひチェックしてみてください!
まとめ
松代エリアの観光名所はいかがでしたか?
真田氏は歴史好きの方から人気があり、関連名所も人気スポットとなっています。
また、近年は大河ドラマ「真田丸」やゲームなどの影響でも多くの人が真田氏の名前をご存じなのではないでしょうか。
真田家ゆかりの名所が多いエリアではありますが、その他にも松代には見どころがたくさんあります。
ぜひ松代エリアを訪れて歴史の深さを感じてみてくださいね。
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