日本一美しい紅葉が見られると言われる涸沢カールをご存じですか?
北アルプスの山々と様々な色に彩られた紅葉の風景を楽しめる大人気のスポットです。
今回はそんな涸沢の紅葉について詳しくご紹介します。
日本一の紅葉を最も美しく見られる時期についてもご紹介します。
ぜひ秋の観光の参考にしてくださいね。
涸沢の紅葉の見頃はいつ?
今1度、10月8日(日)正午頃の涸沢カールをあげとこ😆🍁✨https://t.co/A91seyXEgq 感動!20年に一度の絶景 幻想的“夜の紅葉”広がる 「涸沢カール」外国人も殺到【もっと知りたい!】(2023年10月9日) – YouTube pic.twitter.com/2i3Y0w5CJ3
— KETーTUN(けっつん) (@K2orz) October 9, 2023
北アルプスの南部に位置する穂高連邦に囲まれているのが「涸沢」エリアです。
山肌を氷河が削りとり、お椀のような地形になることを「カール」と呼びますが、涸沢も同じくカール状の地帯になっています。
そのため、「涸沢カール」の名でも親しまれています。
周囲を山々に囲まれており、美しい紅葉を楽しめる山岳紅葉スポットとして大人気のエリアです。
涸沢は2kmほどをスプーンでえぐったような地形になっており、えぐられたカールの底部は標高2,300mほどです。
周辺の山々は標高3,000m級になっているので標高差が900mとそれほど激しくありません。
そのため、山々が迫りくるように見えるのが魅力です。
涸沢カールはトレッキングをしながら大自然を感じられる場所ですが、登山道の入り口である上高地からは約半日かかります。
そのため、1日で行き来する人はまずいません。
山小屋である「涸沢ヒュッテ」に宿泊するか、テント場にテントを広げて宿泊することになります。
そのため、週末などには多くの人がテントを広げている様子が見られます。
夜にはテントの明かりがライトのように灯り、大自然の中にカラフルで幻想的な雰囲気が広がります。
そんな涸沢の紅葉は例年9月下旬から10月上旬に見頃を迎えます。
しかし、近年の温暖化の影響などからここ数年は少しずつ見頃が早まっているのでご注意ください。
地図(GoogleMap)
涸沢で紅葉を見るならいつがベスト?
次に涸沢で紅葉を見るならいつがベストなのかをご説明します。
先ほどご紹介した通り、涸沢カールの紅葉の見頃は9月下旬から10月上旬です。
そして、少しずつ見頃が早まっているのでベストなのは9月の最終週か10月最初の週あたりが紅葉のベストシーズンになります。
実際に今現在どのくらい紅葉しているかを知りたい場合は涸沢ヒュッテの公式HPの「紅葉」の項目をチェックしてみてください。
ブログに写真が掲載されているので涸沢のリアルな状況がよくわかります。
なお、涸沢カールの紅葉は大人気なので週末は大混雑します。
そのため、少しでも空いている方が良い方は平日にアクセスすることをオススメします。
涸沢カールの紅葉は日本一なの?
世の中にたくさんある紅葉スポットですが、なぜ涸沢カールの紅葉が日本一と言われるのでしょうか。
涸沢カールはナナカマドやダケカンバが色づき、美しい秋の風景を作り出します。
ナナカマドは赤く、ダケカンパは黄色く色づくため、カラフルな風景になるのが特徴です。
さらに山の緑の木々、岩肌のグレーがかった白も混ざり、武骨ながら華やかさのある風景を楽しむことができます。
この迫力ある山の風景と岩場、さらに美しい紅葉の風景が混ざり合い、日本一と言われる紅葉を見ることができます。
上高地から涸沢カールまで歩いてどのくらい?
では最後に涸沢カールへアクセスする際の入り口である上高地から涸沢カールまですべて歩いた場合、どのくらいかかるかを詳しくご説明します。
まず、涸沢カールに行く場合、必ず上高地バスターミナルからスタートします。
ちなみに上高地は通年マイカー規制が行われているので、近くの駐車場からシャトルバスかタクシーで上高地バスターミナルにアクセスする必要があります。
そこから上高地の名スポットである河童橋を通り、明神池のある明神までが徒歩で約1時間かかります。
さらに徳沢までが約1時間、テント場のある横尾までもさらに約1時間かかります。
ここまでの上高地から横尾までで距離にして約10km、標高差は120mの距離を歩いてきたことになります。
その後、横尾から涸沢方面に進むことになります。
横尾から本谷橋まで約1時間、そして本谷橋からゴール地点である涸沢までが最も長く徒歩約2時間かかります。
途中にキャンプ場や休憩に適した場所もありますが、基本的には本谷橋から涸沢までが一番大変です。
というのも横尾から涸沢までは距離は約5㎞ですが、標高差が700mあります。
宿泊場所となる涸沢ヒュッテや涸沢テント場は涸沢の中でも比較的奥にあるので最後までがんばってみてください。
結果的に上高地から涸沢までは休憩せず歩いたとしても徒歩約6時間かかる計算になります。
涸沢の紅葉の口コミ
訪問したのが8月山の日で時期外れだったかもしれないですが高山植物の多様性という点で言えば正直言って北岳や白山や木曽駒が岳千畳敷カールの方が圧倒的でした。
でもカールを取り囲む3000m級の穂高の山並みの存在を考えるとこちらの方がスケール感が半端ないです。
日本一と言われる三段紅葉の時にまた来たいですね。
10月2日に行きました。
素晴らしい景色と紅葉で、終始感動しっぱなしでした。
今回は通過するだけだったため、滞在時間はほぼありませんでしたが、この時期に来てテント泊したいと思わされました。
いつか、壮大なカールの地形に囲まれておでんを食べてみたいです。
2023/9/19に訪れた涸沢カールです。
トレランスタイルで上高地からの日帰り(往復で約30km)だったので、滞在時間は1時間ほどですが、何度来ても素晴らしい景色です。
紅葉の時期になると登山道が混んでしまうので、まだ空いているであろう9月中旬に訪れました。
予想通り紅葉はほとんどしていないこともあり、登山客はそこまで多くなく、登山道が渋滞することはありませんでした。
山小屋に宿泊するのが一般的ですので、来訪の際はスケジュールに余裕を持って山行計画をたてることをおススメいたします。
涸沢カール❗️
涸沢カール周辺で見られる四季折々の自然の情は見る者を圧倒されます! 1番の人気は紅葉🍁でしょう!
ここの紅葉🍁は人生で一度は見たい・行きたい場所として各分野で選ばれていますが四季折々その表情は全く異なり一度では語れません!
あなたは見に行きますか?
行った事に後悔する方はおらず、その努力は報われるでしょう❗️
紅葉の少し前ですが、河童橋から涸沢カールまで行って来ました。
道はよく整備され、途中の休憩場の徳沢園や横尾山荘では、食事や飲み物、お土産などが買えます。
私は今回、涸沢小屋の宿泊で、有名なおでん🍢をお昼ご飯に頂きましたが、味が染み込んでいてとても美味しかったです。
最後に景色は間違いなく最高です‼️
まとめ
日本一美しい紅葉を楽しめる涸沢に関してご紹介いたしました。
アクセスするまで約半日かかる涸沢カールですが、その大変さも気にならないほど美しい景色を見ることができます。
しかし、体調面や体力面への配慮は必要です。
ご自身のコンディションの良い時を見計らって、ぜひ日本一の紅葉を見に涸沢カールまで足を運んでみてくださいね。
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