長野県諏訪地域で行われる御柱祭をご存じですか?
現地で見たことはなくても、「木落とし」と呼ばれる迫力ある光景をニュースなどで見たことがある方も多いでしょう。
今回は、御柱祭の神事の中でも特に迫力があり人気を集める「木落とし」について詳しくご紹介します。
また、御柱祭を見に行く際におすすめの宿泊施設の情報も集めましたので、ぜひ一緒にチェックしてみてくださいね。
御柱祭の木落としの場所はどこで行われる?
日本三大奇祭の1つ
長野・諏訪大社の『御柱祭』1年前の今日、現地で見てました😌
御柱祭といえば、巨大な御柱と共に急坂を下る『木落とし』が有名ですが…
木落としはコロナで史上初の中止に💦それでも御柱を大勢で引き歩く『里曳き』は、迫力満点で元気が貰えました✨
次(2028年)も行きたい…! pic.twitter.com/BBsqwVTTYn
— トリミー@駅メモ (@trimi_e) May 15, 2023
諏訪大社の神事である御柱祭。
その御柱祭最大の目玉といっても過言ではないのが木落としです。
御柱祭は「山出し」と「里曳き」という2つの行事をメインとしており、木落としはこの山出しの日程の中で行われます。
また、山出しと里曳きはそれぞれ上社と下社に分かれて行われ、木落としも上社の木落としと下社の木落としがあり、開催される場所が異なります。
上社の木落としは茅野市にある「木落とし公園」という公園で行われます。
見晴らしの良い公園で斜度27度の坂を御柱が下ります。
また、この下る際、御柱にはめでとこというV字型の柱が組まれ、このめでとこの上に若衆が乗り気勢を上げながら一気に下る迫力ある風景を楽しむことができます。
上社の後に行われる下社の木落としは下諏訪町の「木落とし坂」で行われます。
こちらはすぐ近くを川が流れている土手のような場所になります。
普段は何気ない普通の坂に見えますが、最大斜度35度の坂を御柱が下る様子はすごい迫力です。
なお、下社の木落としにはめでとこはありません。
御柱そのものに氏子がまたがり、轟音を響かせながら一気に坂を下っていきます。
次回の御柱祭はいつ行われる?
【御柱祭】 (日本・長野)
日本三大奇祭の一つ。
「木落とし」は、最大斜度35度、長さ100mの急坂を、巨大な御柱が氏子達と共に一気に駆け下りるその迫力から、御柱祭最大の見せ場として有名。 pic.twitter.com/IiXwBNBvYc— 世界のクレイジーな祭りまとめbot (@CrazyMatsuri) March 13, 2023
御柱祭は毎年開催されるわけではありません。
御柱祭は古くから寅と申の年、つまり7年に1度開催されてきました。
正確には6年ごとに1度なのですが、数え年で7年に1度という表現で伝わっています。
次回の開催は2028年の春に行われます。
御柱祭のオススメの見どころは?
茅野市・木落し公園〜
諏訪大社・上社の御柱祭では、この坂から御柱を滑り落とす。
坂の上から、茅野市街地を眺めた。
冬の寒天作りが盛んで、市内には昔の寒天蔵が残る。 pic.twitter.com/IFvVNcn8AK— みのヘンドリックス (@minohen2017) April 1, 2024
御柱祭の見どころとして外せないのが木落としですが、木落とし以外にもたくさんの見どころがあります。
迫力ある風景やハラハラドキドキしたい方にオススメなのはやはり「山出し」です。
山出しは長さ17メートルもの御柱を先ほどご紹介した木落としの会場まで運ばなくてはなりません。
その際、街中を曲がらなくてはいけないのですが、上社も下社もそれぞれ細い路地やカーブなど難所が待ち構えています。
上社は「穴山の大曲」と呼ばれ、下社は「萩倉の大曲」という難所があります。
氏子たちが士気を高めながら、心を合わせて難所を超えていく姿はハラハラドキドキしながらも感動すること間違いありません。
また、祭りの華やかな風景を楽しみたい方は里曳きがオススメです。
里曳きは長持ち行列や花笠踊りなど華やかな格好をした氏子たちと街中を進みます。
そして神社に到着すると「冠落し」という柱の先を三角錐に切る行事を行い、社殿の四隅にそれぞれの御柱を立てていきます。
御柱祭周辺のオススメ宿泊施設!
御柱祭を見に行きたいという気持ちは高まってきましたでしょうか。
御柱祭は数日に渡って行われます。
1日だけを見ても楽しいですが、ぜひ数日に渡ってゆっくりと見学をしていただけたらと思います。
そこで御柱祭を見る際に便利なオススメ宿泊施設をご紹介します。
聴泉閣 かめや
下諏訪の聴泉閣かめや さん。 pic.twitter.com/y6iaHnfnCv
— じうさん (@ninesan999) March 8, 2021
下社秋宮から徒歩4分の場所にある源泉かけ流しの宿です。
下諏訪温泉に位置し、芥川龍之介や島崎藤村、与謝野鉄幹・晶子ら名だたる文豪が愛した由緒ある旅館です。
ホテルの地図(GoogleMap)
すわ湖苑
すわ湖苑の夕食🤗 pic.twitter.com/BpVjdHW71t
— カナン1108 (@kanan1108) April 28, 2021
諏訪湖の湖畔にある旅館です。
源泉かけ流しの温泉は24時間利用することができ、貸し切り温泉も用意されています。
また、食事に定評があり、ほっと一息つける田舎料理を楽しむことができます。
ホテルの地図(GoogleMap)
ホテル紅や
午後三時半過ぎの諏訪湖は春近し
ホテル紅や14Fより pic.twitter.com/DwcE1BgtK2
— 諏訪湖温泉旅館協同組合 (@suwako_onsen) February 27, 2023
最上階の14階から諏訪湖や信州の美しい風景を楽しめる温泉展望浴場があるホテルです。
その他、岩盤浴やラドン温浴室、ミストサウナ、露天風呂などが揃った別館も利用することができ、祭りや観光の疲れを癒したい方にピッタリです。
ホテルの地図(GoogleMap)
御柱祭の木落としまとめ
御柱祭の木落としや周辺宿泊施設についてご紹介させていただきました。
御柱祭と聞いて多くの人が思い浮かべるのがおそらくこの木落としの風景です。
そのため、多くの人が見学に訪れます。
迫力ある木落としは一般人が参加することはできませんが、観覧席で見学するだけでもその迫力を感じることができます。
ニュースなどのテレビでは感じることができない、現地ならではの熱さや迫力、活気をぜひご自身で体感してみてくださいね。
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