氏子を乗せた巨木が坂を下り、街中を進む日本の奇祭「御柱祭」を見に行ったことはありますか?
今回は、激しくも美しい御柱祭を思いっきり観光したい方におすすめの情報を集めました。
御柱祭は長野県の諏訪大社で行われる神事で、坂を御柱が下る「山出し」と街中を進む「里曳き」が大きな目玉です。
この祭りは、観光客と地元の方々、そしてこの祭りに強い想いを持つ氏子たちで賑わいます。
そんな活気溢れる御柱祭を楽しむポイントを一気にご紹介します。
御柱祭の観光を楽しむポイント!
そして山車どおしの衝突💥
山車は壊れませんでしたが、飾ってあった人形が壊れた😆
なかなかヤバイお祭です
長野県は御柱祭の下社山出しや水無神社の神輿まくり、野沢の火祭り等死人も出る荒っぽいお祭りが多いですよね 😆 https://t.co/6iuPfwZX33 pic.twitter.com/WVxIvDofo7
— tom (@iwadaretomoaki) September 27, 2023
御柱祭は諏訪大社の神事ですが、多くの観光客が訪れるこの地方最大の観光イベントでもあります。
そのため、非常に多くの人が訪れます。
御柱祭を思いっきり満喫するためにはいくつかのポイントがあるのでご紹介します。
まず、確実に御柱祭を見たい方は有料のチケットを手に入れるのがポイントです。
チケットは御柱祭の公式HPやはがきでの募集が行われており、事前に周知されます。
募集時期は未定なので公式HPをチェックしておくのを忘れないようにしてください。
また、周辺の一部の宿では有料チケットと宿泊代がセットになったプランも打ち出していることがあるので募集時期に出遅れた方もあきらめないでください。
多くの人で賑わうため、ご年配の方や小さなお子様連れで行こうと思っている方は特に有料チケットを手に入れたほうが安心です。
次にオススメのポイントは参加してみることです。
とはいえ、坂を御柱が下る「山出し」は参加することはできません。
観光客が参加することができるのは御柱が街中を進む「里曳き」ですが、こちらでいう参加というのは雰囲気を思いっきり堪能することを意味します。
以前は里曳きの際に綱に手をかけ実際に曳くこともできたのですが、観光客増加により平成28年度の開催より観光客の里曳き参加は遠慮してほしいという要請が出ています。
曳くという意味での参加はできませんが、行列を近くで見学し、その熱量を実際に感じるだけで御柱祭を楽しめること間違いありません。
また、屋台もたくさん出るので美味しい屋台の食事を味わうのも観光のポイントの1つです。
御柱祭の歴史や開催される意味は?
ここまで御柱祭、御柱祭と言ってきましたが、そもそも御柱祭ってなんだ!?という方に御柱祭についてご紹介します。
御柱祭は長野県にある諏訪大社の4つのお宮に御神木である御柱を立てる神事です。
諏訪大社は本宮と前宮から成る上社、秋宮と春宮から成る下社の4つのお宮があります。
このお宮の四隅に高さ17m以上、樹齢200年ほどの巨大なもみの木を立てることを目的としています。
御柱祭の歴史は古く平安時代初期から行われてきたことがわかっていますが、詳細の開始時期は不明です。
約1200年前から寅と申の年に行われ、宝殿を作り替え、選び抜かれた御柱を山から曳き出し、境内に建てるすべての流れを正式名所「式年造営御柱大祭」、通称「御柱祭」と呼びます。
御柱祭には数え年で7年に1度開催され、地域の全ての氏子が関わります。
開催年にはお金のかかる結婚式や家の改築を控え、全てを御柱祭に費やすほど気合と熱意が入っています。
祭当日には色とりどりの法被を着た氏子や地元の方で溢れ、諏訪地方における御柱祭の重要さを感じるのではないでしょうか。
御柱祭周辺のオススメ観光スポット!
さて、御柱祭はとても活気があり、一生に一度は見ていただきたいお祭りですが、せっかく長野に行ったら御柱祭だけを見て帰るのはもったいない!というほど周辺は観光スポットが多くあります。
今回は御柱祭を楽しんだ後、または楽しむ前にぜひ足を延ばしていただきたい観光スポットをご紹介します。
御柱祭のアクセス拠点として多くの方が使用する上諏訪駅は長野県の中心である長野駅からは電車で約1時間半とやや距離があります。
そこで諏訪地方ならではの観光地を集めましたので是非参考にしてください。
高島城
今日は4年振りの長野へ出張!
長野の諏訪大社、高島城、諏訪湖。 pic.twitter.com/Vwt1NfiOVk— 小魔王 (@fwis4016) June 27, 2024
諏訪を治めていた諏訪氏によって築城されたお城です。
内部は1・2階が資料室になっており、3階は展望室になっています。
天気が良ければ富士山も見え、桜の季節は約90本の桜の木がピンク色に色づく風景を楽しめます。
立石公園
長野県の諏訪湖!
が一望できる立石公園!
映画『君の名は』の糸守湖のモデルになった場所らしいです
映画は関係なく一度、訪れる価値あり pic.twitter.com/H35bgSIshM— 刻一(kokuichi) (@kokuitikokuichi) April 26, 2024
大ヒットした映画「君の名は。」の舞台として知られる絶景の公園です。
諏訪湖の風景を一望でき、夕方から夜の風景はとても美しく一見の価値ありです。
駐車場は普通車が約20台停められるほどの広さなので夕日や夜景を見たい場合は早めに行くことをオススメします。
諏訪湖間欠泉センター
諏訪湖間欠泉センター
ここの下に地霊殿、あるから(断言) pic.twitter.com/Yre3hRKRPQ— むのさま (@munou_kingdayo) December 24, 2023
約5mの高さに噴き出す迫力ある間欠泉を楽しめます。
温泉卵を作ることができるほか、諏訪地域で撮影された映画やドラマなどの出演者のサインなどが常設展示されています。
また、足湯もあり、ゆっくりと温まる事ができます。
SUWAガラスの里
SUWAガラスの里の美術館
イグサと違ってシンプルにマテリアルだけでも美しいから羨ましい pic.twitter.com/QXJLN5TeXr— すごい畳 〜無断転載OK〜🇯🇵 (@japanese_floor) June 7, 2024
日本最大規模を誇るガラスミュージアムです。
トンボ玉やキャンドルなどを作ることができる体験工房や様々なガラス製品を扱うショップ、レストランなどが揃っており、美しいガラスの世界を堪能できます。
御柱祭の観光まとめ
御柱祭の観光ポイントや周辺観光スポットをご紹介しました。
御柱祭の期間はものすごい人で溢れます。
混雑を楽しめる方は混雑の中に是非入って行って7年に1度のお祭りを堪能してください。
混雑が苦手という方は有料チケットを手に入れるなど工夫をしながら楽しんでくださいね。
ぜひ周辺の観光スポットにも足を運んでいただき、諏訪地方の魅力を思いっきり味わってください。
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