山岳信仰や不動信仰の聖地として有名な「米子大瀑布」をご存じですか?
なかなか県外の人には馴染みがない場所かもしれませんが、実はとても素敵な紅葉スポットです。
今回はそんな米子大瀑布の紅葉についてご紹介します。
神秘的な雰囲気たっぷりの滝と共に美しい紅葉が楽しめる米子大瀑布。
ぜひ興味を持っていただけると嬉しいです!
米子大瀑布の紅葉の見頃はいつ?
須坂市の米子大瀑布
大迫力の滝が近くで見れます
ぐるっと周回で滝二つ見れて
2時間の涼しいトレッキングコース pic.twitter.com/ZORrLAchBY— ゴールド○ (@XdlXgeZuy5vZgLb) June 27, 2023
ではまず米子大瀑布についてご紹介します。
米子大瀑布とは群馬県と長野県の県境に位置する四阿山という山の断崖を流れる滝のことです。
実は一つの滝ではなく、「不動滝」と「権現滝」という2つの滝の総称が米子大瀑布になります。
国の指定名勝にも選ばれており、長野県の須坂市に位置しています。
なお、不動滝は「白龍の瀧」とも呼ばれ、権現滝は「黒龍の瀧」の名でも親しまれています。
2つの龍の名がついていることから合わせて「双龍の瀧」とも呼ばれています。
不動滝は霧状の滝になっており、権現滝は水量が多く勢いよく滝つぼに落ちる滝になっています。
この2つの滝である米子大瀑布は信仰の対象としても親しまれており、2つの滝の間には「米子不動尊奥之院」という寺院があります。
そしてこの米子大瀑布を見に行くためには1周約2時間で散策できる周遊コースがあります。
この周遊コースを歩いている時にも美しい紅葉を見ることができます。
さて、そんな米子大瀑布の紅葉ですが、例年10月中旬ごろに見頃を迎えます。
10月上旬から色づき始め、多少時期は前後しますが10月中は紅葉を楽しめるスポットになっています。
そして、周遊コースを散策していると「日本の滝百選の標柱」があります。
この標柱が不動滝と権現滝の2つの滝を一緒に見ることができるベストポイントになっています。
滝はごつごつした岸壁から流れ落ちますが、その岸壁の上部や側面には美しい紅葉の様子を見ることができます。
神秘的な美しさと荒々しい美しさ、そして気持ちよくトレッキングできるのが米子大瀑布の魅力です。
米子大瀑布の地図(GoogleMap)
米子大瀑布はマイカー規制がある?
米子大瀑布にアクセスするには車かタクシーを利用する必要があります。
車でアクセスする場合、須坂・長野東ICより約50分、上田・菅平ICからは国道144号線を経由し約1時間半かかります。
米子大瀑布駐車場に停車し、そこから徒歩で約30分進むと米子大瀑布に到着します。
なお、駐車場は普通車が70台停車可能です。
そして、忘れ亭はいけないのがマイカー規制期間です。
米子大瀑布は大人気の紅葉スポットなので毎年大混雑します。
そのため、紅葉シーズンの土日祝日は二輪車を除いたマイカー規制が実施されます。
マイカー規制区間は林道米子不動線の入り口から米子大瀑布駐車場までになります。
そしてマイカー規制が実施されている期間は有料のシャトルバスが運行しています。
シャトルバスは「湯っ蔵んど」という日帰り温泉から米子大瀑布駐車場まで運行しています。
「湯っ蔵んど駐車場」から出発し、利用料金は往復大人1,500円、小学生750円、未就学児は無料です。
また、湯っ蔵んど駐車場では駐車協力金のお願いとして1台500円のお願いが行われています。
詳しい時刻表などは須坂市観光協会に問い合わせてみてください。
なお、紅葉シーズンが終了する11月中旬から4月末日頃までは例年冬季閉鎖されるのでこちらもご注意ください。
米子大瀑布の正しい読み方は?
さて、これまで米子大瀑布についてご紹介してきましたが、今更ではありますが、こちらの名所、何と読むかわかりますでしょうか。
正しくは「よなこだいばくふ」になります。
「よなご」ではないのでご注意ください。
なお、米子大瀑布の2つの滝は不動滝「ふどうたき」と権現滝「ごんげんのたき」になります。
米子大瀑布のオススメの服装と持ち物
最後に米子大瀑布に行く際のオススメの服装と持ち物についてご説明します。
米子大瀑布の紅葉を見に行く際は、トレッキングに適した服装を心がけてください。
天気予報も事前にしっかりと確認しておいた方が安全です。
山の天気は変わりやすいため、雨具や脱ぎ着のできる防寒具も忘れないようにしてください。
また、足元は滑りやすい場所もあるのでトレッキングシューズや運動靴を選んでください。
そしてしっかりと水分を持ってお出かけください。
米子大瀑布の口コミ・評判
滝のスケールに圧倒され、思わず声が出てしまうほど凄かったです。
滝に辿り着くまでの道のりもいいハイキングになり楽しむことができるコースになってます。
登山靴にしっかりとした服装で見に行ってください。
オススメです。
紅葉🍁シーズンに初めて行きました。
10月はマイカー規制で駐車場代が500円
土日祝は、シャトルバス運行1500円
平日でしたが、そこそこ駐車場は、いっぱいでした❗
途中には、素敵な根子岳山荘カフェもありコーヒー☕も美味しかった✨
上はしっかり紅葉していてとてもきれいでした❤️
2019/09/12
山道を1時間程登ってきて、不動滝を見ると感動の一言。
落差89メートル、細かい霧のような流れが上から落下してくる。
昔はこの滝の下で滝行して身を清めたらしいけれど。。。
滝の下は(地盤が崩れたのか)立入禁止になっていたので、間近までは近寄れず。。。(←自主規制)
米子瀑布から約1時間ほど橋あり急坂ありで米子不動尊開山地奥の院に着きます
奥の院を右手に周り約10分…
滝を見上げる👀事が出来ます
いやーホントすごいです👍
やはり遠くで見る滝よりも間近に見上げる事ができるので歩いた甲斐があります😊
米子大瀑布はそこから10分ですが遠くに見えるだけなので不動滝の方が迫力あります😊
まとめ
美しい紅葉と滝の風景を楽しめる米子大瀑布についてご紹介しました。
とても美しい絶景が楽しめますが、米子大瀑布は意外とまだ知名度が低めです。
いつどんなところで特集され混雑するかもわからないので、ぜひお早めに絶景を見に行ってみてください。
ぜひ大自然の作り出す美しい秋の風景を思いっきり堪能してくださいね。
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