たくさんの見どころがある長野県の大自然スポット、乗鞍高原をご存じですか?
今回はそんな乗鞍高原の秋を彩る紅葉の様子をご紹介します。
トレッキングだけでもたくさんのコースがあり、思い思いにのんびり過ごせる乗鞍高原。
紅葉のシーズンもとても美しいのでぜひ秋のお出かけ先として候補に挙げてみてくださいね。
乗鞍高原の紅葉の見どころ!
ではまず乗鞍高原について少しご説明させていただきます。
乗鞍高原は中部山岳国立公園内にあり、北アルプスの南端に位置しています。
標高3,026mと存在感たっぷりの乗鞍岳の裾野に広がるエリアであり、乗鞍高原そのものも標高1,200mから1,800mと高い場所にあります。
しかし、標高は高いですが人々が生活しているエリアでもあり、大自然と人々の生活が根付いている特徴です。
春には水芭蕉、秋には紅葉、冬には一面雪景色と四季折々の美しい風景が楽しめます。
さらに、トレッキングやサイクリング、マラソン、キャンプなどのアウトドアが楽しめるほか、冬にはパウダースノーをたっぷり感じられるスキー場があります。
有名なスポットも多く、「一ノ瀬」という広々とした高原の風景を楽しめるスポットや3つの滝が1カ所に集まる長野県の指定名勝「三本滝」など見どころも満載です。
また、「のりくら温泉郷」もあり、ゆっくりと心と体を癒せるエリアになっています。
さらに「乗鞍エコーライン」という道があり、この道は交通機関の車両が走ることができる地点としては日本最高地点になっています。
見頃の時期
そんな乗鞍高原の紅葉ですが、例年、10月上旬に見頃を迎えます。
乗鞍高原は標高差がある場所なので山頂付近は9月中旬から下旬ごろからほのかに色づき始めます。
だんだんと紅葉は高原に下り、11月初旬頃までは乗鞍高原の様々な場所で紅葉を見ることができます。
どこまで色づいているかは天候によって異なりますが、ゆっくりと散策しながら美しい紅葉スポットを探すのもオススメです。
なお、黄葉も紅葉も見ることができるのも乗鞍高原の魅力です。
バイクや自転車に乗る方はエコーラインを走って山道から美しい紅葉を見るのがオススメです。
歩いて紅葉を見たい方は登山道があるのでゆっくりと紅葉を感じながら山の中を進むことができます。
様々な絶景スポットがありますが、「位ヶ原山荘」と「宝徳霊神バス停」の間にある登山道を進むと「屋根板の坂」と呼ばれるスポットがあり、ここからは眼下にじゅうたんのように広がる紅葉を見ることができます。
さらに紅葉がトンネルのように広がる様子を見たい方は「善五郎の滝」と「牛留池」を結ぶ小径もオススメです。
そして有名なのが先ほどご紹介した「一ノ瀬」にある1本のオオカエデです。
乗鞍高原のシンボル的な存在で大きな存在感のあるオオカエデが赤く色づく様子は見事です。
木の種類
モミジ、カラマツ、シラカバ、カツラ、ミズナラ、ナナカマド、カエデ
公式サイト
乗鞍高原の地図(GoogleMap)
周辺の天気予報
乗鞍高原の例年の混雑状況
次に乗鞍高原脳紅葉シーズンの混雑状況についてです。
紅葉シーズンの乗鞍高原は混雑します。
特に週末の駐車場は混雑するのでご注意ください。
また、乗鞍高原は交通規制が行われており、例年7月から10月末まではマイカーでのアクセスができません。
このシーズンはシャトルバスが走っており、乗鞍観光センター前バス停を始発に三本滝や位ヶ原山荘前、宝徳霊神前など様々なバス停に停車します。
このシャトルバスが紅葉シーズンには混雑します。
混雑を避けて乗鞍高原を観光したい場合は平日に利用するのがオススメです。
平日の利用が難しい場合は朝早くにアクセスするのがオススメです。
シャトルバスには時間があるので詳しいバスダイヤやアルピコ交通の公式サイトでご確認ください。
乗鞍高原へのアクセス方法
最後に乗鞍高原へのアクセス方法をご紹介します。
乗鞍高原にアクセスする際、松本ICからはR158を経由、清見ICからは平湯を通過し安房トンネルを経由してください。
また、公共交通機関を利用する場合は松本駅から松本電鉄で約30分の場所にある新島々駅からアルピコバスを利用し約50分で到着します。
なお、乗鞍高原の交通規制に関しては長野県のHPで詳細を確認することができます。
長野県HPより「乗鞍岳交通規制」を調べるとその時の最新の情報を確認できますのでぜひ利用してください。
まとめ
美しい紅葉を様々なスポットで見ることができる乗鞍高原についてご紹介しました。
紅葉というと赤く色づくイメージがありますが、乗鞍高原は黄葉も見事なスポットです。
どこを見ても絵になる秋の風景が広がっているのが乗鞍高原の魅力です。
ぜひゆっくりと時間をとって乗鞍高原の大自然を思いっきり満喫してくださいね。
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