大自然と整備された道などのバランスが良いのが自然園は安心して紅葉を見ることができる魅力がありますよね。
そこで今回は美しい紅葉が見られることで人気の長野県にある奥裾花自然園についてご紹介させていただきます。
四季折々の美しい姿が楽しめることで人気の奥裾花自然園。
ゆっくり自然の雄大さを感じたい方にオススメです。
ぜひチェックしてくださいね。
奥裾花自然園の紅葉の見どころ!
それでは奥裾花自然園についてご紹介します。
奥裾花自然園は長野県と新潟県の境に近い裾花川の源流部分に位置している自然園です。
奥裾花自然園があるのは「鬼無里」というエリアになり、このエリアにはかつて鬼がいた伝説があります。
天武天皇がこの地を調査するために人を派遣した際、鬼たちが怒って一夜で山を築いたとされる「一夜山鬼伝説」などです。
なお、天武天皇によって鬼たちは退治され、この地には鬼がいなくなったと言われています。
その他にも「鬼女紅葉伝説」や「木曽義仲伝説」など様々な伝説の地としても知られる美しい自然に囲まれたエリアです。
この奥裾花自然園は林野庁が定める「水源の森百選」にも選出されており、水面の美しさを活かした自然が広がっています。
特に春には一面に咲くミズバショウの大群落が大人気で多くの人が散策に訪れます。
そして春と同様に人気なのが美しい紅葉が広がる秋のシーズンです。
見頃の時期
そんな奥裾花自然園ですが、紅葉の見頃は例年10月中旬から10月下旬になります。
この奥裾花自然園には人の手がほとんど加わっていないブナの原生林もあり、このブナが黄色く色づく見事な風景を見ることができます。
また、周辺の山々の木々も色づき、黄色と赤の風景を一緒に楽しむことができるのが魅力です。
園内にはゆっくりと散策することができ、2時間から4時間ほどかかるトレッキングコースがあります。
このトレッキングコースを歩きながら自然をたっぷりと感じられる人気のスポットです。
また、奥裾花自然園の手前にある奥裾花渓谷も同じ時期に紅葉の絶景を楽しめるスポットです。
この渓谷の絶景を見るには奥裾花大橋周辺がオススメです。
渓谷の水面に映り込む紅葉も一緒に見ることができ、雄大さもたっぷりと感じることができます。
木の種類
ナラ、カエデ、ナナカマド、ブナ
公式サイト
奥裾花自然園の地図(GoogleMap)
周辺の天気予報
奥裾花自然園の混雑状況は?
美しい紅葉を楽しめる奥裾花自然園ですが、紅葉シーズンはどのくらい混雑するのでしょうか。
奥裾花自然園はとても広く、紅葉のハイシーズンでも人でごった返して前に進めないというような混雑は見られません。
また、こちらは歩いて紅葉をみるスポットになっているので自然園の中で渋滞することもありません。
奥裾花自然園の遊歩道は1km以上あるので人であふれることなく紅葉を楽しめるのが魅力です。
また、紅葉の名スポットがぽつんとあるのではなく、自然園全体が紅葉しているので広々と見どころがひろがっているのもポイントです。
なお、長野市中心地から奥裾花自然園に向かう際、奥裾花渓谷を通りますが、この渓谷までの道は紅葉シーズンには渋滞します。
奥裾花自然園は奥裾花渓谷の最奥になるのでこの渓谷付近の渋滞を過ぎてしまえばそれほど混雑することはありません。
奥裾花自然園へのアクセス方法
それでは最後に奥裾花自然園へは長野駅から約40km、車を利用すると80分ほどかかります。
また、長野ICから約50kmあります。
車でアクセスする場合、カーナビに住所を入力すると思いますが、奥裾花自然園で出ない場合、奥裾花ダムの電話番号である026-256-2937を入力するようにしてください。
奥裾花ダムから奥裾花自然園へは車で約15分、一本道を進むと到着します。
なお、駐車場は観光センターにあり、乗用車300台、大型車25台が停められます。
この観光センターから自然園の入り口までは徒歩約30分かかります。
また、例年は長野駅からアルピコ交通の直行バスが運行していますが、2024年の運行予定はありません。
今後復活する可能性もあるので公共交通機関で行く方法をお探しの方はアルピコ交通のHPをチェックしてみてください。
まとめ
ゆっくりと散策しながら紅葉を楽しめる奥裾花自然園をご紹介しましたが、いかがでしたか?
奥裾花自然園は駐車場から自然園の入り口までも時間がかかり、さらに自然園の中も歩く必要があるので体力がないとやや厳しいかもしれません。
ただ、ゆっくりとマイペースに歩くことができるので、歩くことが苦でない方ならば体力自慢の方でなくとも楽しめるスポットです。
秋の澄んだ空気と美しい紅葉が楽しめるスポットなので、ぜひ一度は足を運んでみてくださいね。
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