「飯田時又灯ろう流し」は、長野県飯田市で開催される幻想的な灯りと花火が織りなす夏の風物詩です。
この祭りの見どころは、川面をゆっくりと流れる数千の灯ろうと、空を彩る美しい花火のコラボレーションにあります。
灯ろう流しは、先祖への追悼と感謝の気持ちを込めて行われ、訪れる人々に心の平安をもたらします。
花火大会では、川面に映る花火の反射が特に見どころで、この二重の美しさは訪れる人々を魅了します。
夏の夜長を彩るこの祭りは、家族や友人と共に、日本の伝統的な夏を感じる絶好の機会です。
心に残る夜を過ごすために、ぜひ「飯田時又灯ろう流し」を訪れてみてください。
飯田時又灯ろう流しの見どころや開催日時!
飯田時又灯ろう流し。
精霊供養の花火打ち上げ。
今年は飯田出身の身内に不幸がありましたので、冥福を祈りました。 pic.twitter.com/wJxDOOZCuW— 信濃南-Shinanonan- (@Shinanonan) August 16, 2019
飯田時又灯ろう流しは飯田市を流れる天竜川で行われる花火大会です。
舟下りでも有名な雄大で広々とした天竜川に灯ろうが流され、河畔では美しい花火が打ち上がる幻想的な風景を楽しめます。
灯ろう流しは昭和初期の時代から新盆供養として行われており、花火大会と合わせて下伊那エリア一の夏の風物詩として知られています。
例年約3万人が訪れ、混雑する人気のイベントではありますが、賑やかなお祭りというよりも風情ある風景を楽しめるどこか懐かしさを感じるお祭りになっています。
お祭りはまず灯ろう流しからスタートします。
例年18時半ごろから灯ろうが流されます。
ゆっくりと灯ろうが厳かに流れる風景は非常に風情豊かな光景です。
そして19時より花火が打ち上がり、灯ろうと花火の競演を楽しむことができます。
花火は大きな尺玉の打ち上げから連続して花火が上がるスターマイン、さらに川を横断し、滝のように花火が落ちるナイアガラなど約2,000発を見ることができます。
さらにこちらの飯田時又灯ろう流しには名物の「金魚花火」も楽しめます。
金魚花火はその名の通り、金魚のように水中を泳ぐ花火です。
川辺から花火玉のようなものが投げ入れられ、川を進む様子はまるで色とりどりの金魚そのものです。
飯田時又灯ろう流しは毎年8月16日に開催されています。
地元の方々を中心に愛され続けているお祭りで迫力と風情の両方を楽しめるのが魅力です。
また、金魚花火や天竜川を跨ぐナイアガラなどこのお祭りならではの花火も楽しめます。
豪華でにぎやかな花火大会というわけではありませんが、新盆供養と合わせて日本の夏を感じられるのが特徴です。
打ち上げ場所の地図(GoogleMap)
周辺の天気予報とオススメの服装
飯田時又灯ろう流しの最寄駅とアクセス方法!
8/16 飯田時又 灯ろう流し 開催します! https://t.co/TieTBFsH1G pic.twitter.com/7IMK4qDyD7
— 南信州ナビ (@msnavcom) August 16, 2018
飯田時又灯ろう流しは長野県飯田市時又の天竜川時又港で行われます。
天竜川時又港は天竜川の舟下りに使われる港駅で目の前に広々とした天竜川が広がります。
この天竜川を灯ろうが流れ、花火が打ち上がるので視界を遮る高い建物がないのが魅力です。
会場まではJR飯田線時又駅から徒歩約5分になります。
駅からアクセスしやすいので公共交通機関を利用するのが便利です。
なお、通常は徒歩5分でアクセスできる場所ですが、お祭り当日は混雑するので15分ほど見積もっておくほうが安心です。
また、お祭り当日は臨時列車の運行も予定されています。
ただ祭り開始時間が近くなるとかなり混雑します。
混雑を避けたい場合は16時頃までに会場入りしておく方が安心です。
さらに帰りは花火の終了と共に一気に混雑します。
駅がとても小さいのでより混雑を感じやすいかもしれません。
混雑を避けたい場合は花火が終了する前から時又駅に向かう方がスムーズに帰宅できます。
また、車を利用する場合は中央道飯田ICから車で約15分の場所になります。
無料駐車場が用意されており、約200台駐車することができます。
なお、会場周辺は当日の18時から21時の間、交通規制が行われます。
通常通れる道が利用できなくなるので注意してください。
飯田時又灯ろう流しに有料席はある?
2023.08.16 飯田時又灯ろう流し花火大会
竹灯籠の灯りと花火
「花火どんどんらんまんへ」#飯田時又灯ろう流し #花火 #アルプス煙火 pic.twitter.com/WcGO4pPTqW— 箸休め (@fireworksviewer) August 17, 2023
飯田時又灯ろう流しは多くの人が訪れる人気の夏のイベントです。
そのため、有料席として桟敷席が用意されています。
こちらは1席500円になっています。
基本的に高い建物がない場所なのでどの位置でも花火はとても見やすい花火大会です。
ただし、灯ろう流しをゆっくり見たい場合は桟敷席を利用する方がよりきれいに見ることができます。
また、立ち見や混雑が厳しいご年配の方や小さなお子様連れの方は有料席を利用するのがオススメです。
さらに桟敷船の運行も予定されています。
よりゆっくりと花火大会を楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。
花火大会に関するよくある質問まとめ
花火大会はどのような服装で行けばよいですか?
花火大会に適した服装は、天候や開催場所により異なります。
一般的には、動きやすく快適な服装がおすすめです。
夏の野外イベントなので、軽い素材の服や帽子、サングラスを携えると良いでしょう。
また、虫よけ対策や日焼け止めも忘れずに。
花火大会での持ち物は何が必要ですか?
花火大会で必要な持ち物には、快適に過ごすためのアイテムがあります。
レジャーシートや折り畳み椅子、飲食物、ゴミ袋、懐中電灯やポータブルバッテリーなどが挙げられます。
また、混雑を避けるために公共交通機関を利用する場合は、帰宅時の混雑に備えて時間に余裕を持つことも大切です。
花火大会の場所取りはどのようにすればよいですか?
花火大会の場所取りは、早めに行動することが鍵です。
開始数時間前にはすでに多くの人が場所を確保し始めるため、理想的な場所を確保するには早めの到着が必要です。
ただし、場所取りにはマナーがあり、大きなスペースを取りすぎたり、長時間放置しないようにしましょう。
花火大会での飲食についての注意点はありますか?
花火大会では、持ち込んだ飲食物を楽しむことが一般的ですが、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
また、アルコールを飲む場合は、公共の場でのマナーを守り、酔っ払って迷惑をかけないように注意が必要です。
水分補給を忘れずに、熱中症対策も重要です。
花火大会が雨天の場合、どうなりますか?
花火大会は天候に左右されるイベントです。雨天の場合、中止や延期になることがあります。
事前に主催者のウェブサイトやSNSで最新の情報をチェックし、雨具を準備しておくと良いでしょう。
中止や延期の場合でも、安全を最優先に考えることが大切です。
花火大会での撮影のコツは何ですか?
花火の撮影では、三脚を使用し、長時間露光設定で静止画を撮ることがポイントです。
スマートフォンを使用する場合は、専用のカメラアプリを使って撮影モードを調整しましょう。
また、花火の色や形を活かすために、背景や周囲の環境も意識してフレームを決めることが重要です。
花火大会の混雑を避ける方法はありますか?
花火大会の混雑を避けるには、早めに会場に到着して良い場所を確保することが有効です。
また、大会の終了時は特に混雑が予想されるため、少し早めに会場を後にするか、周辺で時間を潰してから帰ると良いでしょう。
公共交通機関の利用も混雑回避に役立ちます。
花火大会の安全対策について教えてください。
花火大会の安全対策としては、緊急時の避難経路を事前に確認しておくことが重要です。
また、子供や高齢者と一緒に行く場合は、迷子にならないように連絡先を記載した紙を持たせるなどの対策が有効です。
さらに、混雑地域では貴重品の管理にも注意しましょう。
花火大会の日程はどのように知ることができますか?
花火大会の日程は、主催者の公式ウェブサイトや地域の観光協会のウェブサイトで確認できます。
また、SNSや地域のニュースサイトでも情報が更新されることがあります。
事前に日程をチェックして、計画を立てることが大切です。
花火大会での飲食ブースの利用について教えてください。
花火大会では多くの飲食ブースが出店しており、地元のグルメや季節の食べ物を楽しむことができます。
ただし、人気のブースは長蛇の列ができることもあるため、早めに行くか、ピークタイムを避けて利用すると良いでしょう。
食べ歩きを楽しむ際は、ゴミのポイ捨てをしないように注意してください。
飯田時又灯ろう流しのまとめ
美しい花火と幻想的な灯ろう流しを見ることができる飯田時又灯ろう流しについてご紹介しました。
最寄駅となる時又駅は長野県中心部である長野駅からはかなり距離があります。
ゆっくり宿泊しながら花火大会を楽しみたい場合、時又駅周辺にもホテルや旅館はありますが、それほど数が多くありません。
そのため、時又駅周辺で見つけられなかった場合は約20分でアクセスできる飯田駅周辺を探してみるのもオススメですよ。
ぜひ飯田市や長野県観光を楽しみながら日本の夏を感じられる飯田時又灯ろう流しを楽しんでくださいね。
長野県で開催されるオススメの花火大会まとめ
長野県ではたくさんの花火大会が1年を通して開催されています。
ここでは今回の記事では紹介しなかった長野県の花火大会について紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
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