善光寺の御開帳の意味や由来は?7年に1度の理由や混雑状況!

善光寺
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善光寺で7年に1度行われる御開帳をご存じですか?

今回は御開帳の意味や混雑状況をご紹介します。

なんとなくお祭り気分で楽しむのももちろん良いのですが、できたらしっかりと意味を知っていたほうが、よりありがたさを感じることができますよね。

また、善光寺の御開帳は多くの人が訪れ大変な賑わいを見せます。

混雑状況を事前に知っておくとより安心して御開帳を楽しめるのでぜひチェックしておいてくださいね。

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善光寺の御開帳の意味や由来

画像:https://zenkozi.com/menu/exhibit.html

多くの人が訪れる善光寺の御開帳ですが、詳細について理解している方は意外と少ないのではないでしょうか。

善光寺の御開帳は善光寺の御本尊である「善光寺式一光三尊阿弥陀如来」のありがたい御利益を授かることができる盛儀です。

盛儀とは立派な儀式のことを意味します。

善光寺の善光寺式一光三尊阿弥陀如来像は絶対秘仏という目にしてはいけない存在です。

その姿は善光寺の住職ですら拝んだことがないほどです。

そのため、御開帳時には国宝にも指定されている「前立本尊」の姿がお披露目されます。

前立本尊のお姿を参拝することで御利益を得ることができるとされています。

御開帳の際、卒塔婆である回向柱が立てられます。

約10mの回向柱は「善の綱」によって前立本尊の御手と結ばれており、この回向柱に触れると前立本尊に触ったことになり、御利益を賜れるとされています。

御開帳はなぜ7年に一度しかないの?

善光寺の御開帳は7年に一度しか行われません。

この7年という数字は厳密に理由があって7年とされたわけではありません。

実はこれ、自然と7年に一度になっただけなのです。

過去には7年という決まりはなく不定期に行われていたという記録も残っています。

明確な理由がないのは少し意外ですよね。

ちなみにこの7年に1度の7年とは数え年での7年です。

つまり、開催された年を1年目と数えるので少し数え方に自信のない方は善光寺の公式HPで確認することをオススメします。

信州善光寺公式ホームページ:https://www.zenkoji.jp/

御開帳限定の御朱印がある?

近年すっかり御朱印ブームになっていますが、もちろん善光寺にも御朱印があります。

通常の御朱印は直接御朱印帳に書いてもらえる「本堂」の御朱印に加え、紙札の御朱印を「山門」「経蔵」「本堂内御朱印所」「忠霊殿」「雲上殿」で手に入れることができます。

そのほか、季節限定の御朱印も存在します。

また、大本願や大勧進、釈迦堂、さらには周辺にある宿坊にも御朱印があります。

そして、レア度が最も高いのが御開帳時限定の御朱印です。

御開帳の御朱印は本堂で申し込みをします。

ただし、相当な混雑になるので覚悟してください。

また、御朱印は一枚ずつ墨を入れていただくのですぐにはもらえません。

平成27年の御開帳時の御朱印は1時間から3時間待ちが平均だったようです。

そのため、参拝の前に御朱印の申し込みをしておくほうが安心です。

また、状況によっては番号札をもらい、書き上がる時間を指定されるのでその時間に取りに行くという臨機応変に対応していただける場合もあるそうです。

少しでも早くに手にしたいという方は自分の御朱印帳に記入していただくのではない書き置きタイプの「しあわせ朱印セット」もあるのでオススメです。

善光寺御開帳の混雑状況は?

画像:https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000003100

回向柱に触れるにも御朱印をもらうにも大混雑になる善光寺の御開帳。

実際に訪れた人たちからも混雑がわかる口コミが寄せられているのでご紹介します。

やはり御開帳の時は通常とかなり雰囲気が異なるようです。

地元の人などは混雑が落ち着く夜間に参拝している方もいらっしゃるそうですが、遠方から参拝に訪れる方は少し難しいですね。

落ち着いて御開帳を楽しみたいという方は、ぜひ宿泊して日中と夜の雰囲気を両方楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。

善光寺にはどんなご利益がある?

画像:https://tabicoffret.com/article/74893/index.html

善光寺を参拝した際の御利益ですが、これが叶います!と言い切るのは難しいです。

というのも「長寿」や「恋愛」のみを叶えてくれるというわけではなく、所願成就、そして極楽往生を叶えてくれる御利益があるからです。

願いを叶えることができ、死後は極楽に行くことができるという夢のような御利益を授けてくれる善光寺。

無宗派なので宗教に関係なく参拝することができるのも魅力の一つです。

御利益が多く、宗派に関係なくどんな人でも受け入れてくれるとなれば多くの人が訪れる理由もよくわかりますね。

善光寺に関するよくある質問

善光寺ってどんなお寺ですか?

善光寺は、長野市にある真宗大谷派のお寺で、日本有数の歴史と規模を誇る仏教寺院です。

平安時代に建てられた五重塔や、国宝に指定された本堂などがあり、毎年多くの観光客や信仰者が訪れます。

善光寺の歴史はどのようなものですか?

善光寺は、平安時代に行基菩薩によって創建されました。

その後、多くの歴史的な出来事に関わってきました。

中でも有名なのは、戦国時代の武将・上杉謙信が善光寺の大仏を修復したことや、幕末には新選組と長州藩が善光寺を巡る戦いを行ったことなどがあります。

善光寺にはどうやって行けばいいですか?

長野市内から善光寺まで、路線バスやタクシー、自家用車でアクセスすることができます。

また、JR長野駅からは、善光寺口駅または北長野駅へ向かう電車が運行されています。

善光寺には何があるのですか?

善光寺には、五重塔、本堂、大鐘楼、三重塔、境内社、参道商店街などがあります。

また、善光寺には参拝するだけでなく、お茶会や夜間拝観、ライトアップなどのイベントも開催されています。

善光寺でのマナーはありますか?

善光寺では、靴を脱いで参拝することが基本的なマナーです。

また、善光寺には多くの参拝者が訪れるため、混雑時には他の人の迷惑にならないように、大声で話さない、写真撮影の際には周囲に配慮するなどのマナーが求められます。

善光寺には拝観料が必要ですか?

善光寺には、拝観料は必要ありません。

ただし、有料の特別拝観や体験プログラムがある場合があります。

善光寺での写真撮影は自由ですか?

善光寺では、基本的に写真撮影は自由です。

ただし、本堂内や特別拝観の場合は、撮影禁止となっている場合があります。

また、マナーを守って、周囲の人やお寺の雰囲気を壊さないようにしましょう。

善光寺は何時から何時まで開いていますか?

善光寺は、基本的に朝早くから夕方まで開いています。

具体的な開門時間は季節や曜日によって異なりますが、例えば4月から11月までは6:00から17:00、12月から3月までは7:00から16:30まで開いています。

善光寺周辺には何か観光スポットはありますか?

善光寺周辺には、善光寺の北側にある「浅間山ロープウェイ」や、南側にある「戸隠神社」などがあります。

また、長野市内には「長野県立美術館」や「信州大学」などもあり、一日中楽しめる観光スポットがたくさんあります。

善光寺には駐車場はありますか?

善光寺には、駐車場がいくつかあります。

参道商店街や北口駐車場、南口駐車場などがあり、有料となっています。

善光寺周辺は観光客が多いため、駐車場が混雑することがありますので、早めに到着することが望ましいです。

善光寺にはどんな年間行事がありますか?

善光寺には、毎年1月の「初えびす」、7月の「七夕まつり」、10月の「秋季大祭」など、様々な行事が行われています。

また、年間を通して、お寺の歴史や文化を学ぶ講座や、参道商店街でのイベントも開催されています。

善光寺で食事をすることはできますか?

善光寺には、参道商店街や周辺に多くの飲食店があります。

また、お寺の境内には「お総本山 しょうゆ蔵」や「和膳 そば処」「和膳 おばんざい処」といった食事処もあります。

ただし、混雑時には待ち時間が発生することがあります。

善光寺の周辺でおすすめのグルメはありますか?

善光寺周辺には、信州そばやおやき、さるまんじゅう、信州味噌など、長野ならではの美味しいグルメがたくさんあります。

また、善光寺の参道商店街には、お土産にぴったりな商品も多く取り揃えられています。

善光寺周辺には宿泊施設はありますか?

善光寺周辺には、ホテルや旅館、民宿などの宿泊施設がたくさんあります。

善光寺口や南長野駅周辺にはビジネスホテルが多く、中心部には旅館や民宿など、さまざまなタイプの宿泊施設があります。

善光寺はどのような信仰の対象ですか?

善光寺は、真宗大谷派のお寺であり、阿弥陀如来を中心に信仰されています。

また、善光寺には「えんまさま」や「鉄輪大明神」といった信仰の対象もあります。

善光寺は何年に一度本堂を改修するのですか?

善光寺は、およそ20年ごとに本堂を改修しています。

最近の改修は2015年から2018年にかけて行われ、国宝に指定された本堂の外装や内装、設備などが一新されました。

 

まとめ

善光寺の御開帳についてご説明しましたがお役に立ちましたでしょうか。

1年延期されたこともあり、2022円はより多くの人が参拝に来ました。

次回の御開帳はちょっとだけ覚悟を決めて、ありがたい御利益を賜りに行ってくださいね。

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