長野県の上田市をご存じですか?
歴史好きにはよく知られる真田氏にゆかりの深い地として有名な上田市には魅力的な観光地がたくさんあります。
そこで今回は長野県上田市の観光地についてご紹介します。
歴史に関わりが深い場所から自然の絶景が見られるスポットまでたくさんの観光地があるので、是非チェックしてくださいね。
長野県上田市にある一度は行ってみたい観光スポット5選!
それでは長野県上田市にあるオススメの観光スポットをご紹介します。
上田市は長野県の中では長野市、松本市に次いで人口の多い市になります。
そのため、自然と都会的な雰囲気を一緒に楽しめるのが魅力です。
上田城跡
歴史に疎い方でも一度は聞いたことがある「真田氏」にゆかりがあるのが上田の地です。
そしてその上田にあるのが上田城跡です。
第一次・第二次上田合戦で圧倒的劣勢の中、徳川軍の攻撃をしのいだことでも知られ、鉄壁の防御を誇る城として知られていました。
現在は本丸跡や南櫓、北櫓などの他、真田石、真田井戸と呼ばれる名所が残っています。
また、二の丸の堀跡にはケヤキ並木の遊歩道があり、紅葉の季節には美しい風景を見せてくれます。
さらに春にも桜が見事に咲き誇り、「上田城千本桜まつり」を開催しています。
口コミ
上田観光最大の目玉である上田城跡。
昌幸が建造した上田城は関ヶ原の後、徳川によって壊されてしまい、その後天守閣は建造されていないそう。
(そもそも天守閣があったのかも不明だそうです)
本丸跡には真田神社があり、歴代城主を祀っています。
過去の発掘調査では安土桃山時代の金箔瓦も見つかっており、安土城や大阪城以外では珍しく、豪華絢爛な天守閣が建っていた可能性もあるそう。
門や櫓は立派で、見晴らしもよく、当時の天守閣を想像しながら歩くのも楽しいです。
20221105砥石城に行った帰りに立ち寄りました!丁度お祭をやっていて賑やかでした!2度の徳川との戦でも落ちなかった不落城で、城内にある真田神社は合格祈願にも御利益がありそうです!櫓門に入るには入館料が必要です。中ではビデオなどもながれ、先に見てきた砥石城の最奥の枡形城からの真田の里の眺めなどの説明もされてました。次は真之の足跡を辿って長野市松代に梯子しよう♪(笑)
この城に行くなら南側から、つまり徳川軍が攻め込んだ方向から向かうのがオススメです。
尼が淵という、千曲川の支流があったところから石垣を眺めると、この城を落とすのが非常に難しいことがわかります。
本丸、二の丸には復元された櫓や博物館があり、500円でどちらも見学可能です。
資料価値はそれほど高くありませんが、真田好きなら満足できるでしょう。
巣栗渓谷
上田市を流れる武石川の上流のある景勝地です。
巣栗渓谷には「お仙ヶ淵」という絶景スポットがあり、苔むした岩の間を滝が白くなって流れるまるで日本画のような風景に出会うことができます。
周辺には遊歩道も整備されているので自然の中をゆっくりと散策することができます。
また、紅葉の季節も絶景になります。
なお、巣栗渓谷は長野県の高原を走る無料のルート「ビーナスライン」の一部に当たります。
ビーナスラインにある美ヶ原高原の東の入り口に位置し、絶景を楽しむドライブのスタート地点としても人気です。
口コミ
手軽に深山幽谷の美が楽しめます。駐車場から少し歩いただけで鑑賞出来る渓谷ですが、人も少なく静かに渓谷美を堪能出来ます。紅葉は終盤でしたが青い岩壁を流れる沢に目を見張ります。
清流と苔むした岩が日本画の墨絵のような名勝です。
遊歩道も整備されており、散策しやすい公園になっています。
混雑もあまりありませんので、駐車も比較的容易です。
巣栗渓谷は浅間温泉からですと美ヶ原の山の裏側になります。
武石川の源流近くにある渓谷で、ガイドブックなどにはあまり載っていませんので、穴場的な紅葉スポットです。
玉之湯から美ヶ原林道経由で約50分です。
北向観音・常楽寺
別所温泉にある天台宗の寺院が北向観音・常楽寺です。
場所は若干離れていますが、北向観音と常楽寺は共に天長2年(825年)に建立されたと言われ、北向観音の本坊が常楽寺になります。
常楽寺は茅葺屋根の造りが特徴的で境内には国の重要文化財である石造多宝塔などがあります。
また、北向観音は日本でも珍しい本堂が北に向いている霊場になります。
なお、北向観音は北向きに作られ千手観音を御本尊とし、現世利益を願うのに対し、長野市にある善光寺は南向きに作られ阿弥陀様を御本尊とし、未来往生を願っています。
そのため、善光寺だけを参拝すると「片参り」と言われ、北向観音も参拝するのが正しい参拝方法とされています。
口コミ
本堂が極楽浄土の北向きをしていて珍しいですね。
別所温泉に泊まる方はわかると思いますが
朝の6時にはこちらから鐘の音が2回聴けます。
趣がとてもありますね。
平日に訪れたので参拝の方は皆無で
とてもゆっくりできました。
手水も温泉で別所温泉ならでは。
愛染カツラもハート型の葉がとてもユニークで縁結びの御利益も兼ねて
若い子達にも是非触れてほしい場所だと思いました。
それにしても歴史的建造物が本当に素晴らしい!
中部四十九薬師霊場第2番。
塩田平四国霊場客番。
日本遺産にも登録された別所温泉の中心に位置しています。
珍しい北向の本堂、とても静かで雰囲気の素敵なお寺サンです。
受付は7時~16時との事ですが、7時前到着、寺務所にて書置の御朱印を用意して下さっていました。
駐車場は〈観音下駐車場〉を利用(普通車1日¥500)。
近隣を散策するにも便利です。
拝殿へは参道から向かうと階段のみになりますが、ぐるっと回って裏手から向かうとスロープがつながってます。
高台にあるので、眺めも素敵です。
温泉街だけあって、硫黄の香る手水舎も珍しいかな。
寺務所裏手に公衆トイレ有。
観音堂正面の左の手水舎の水(慈悲の湯)は温水で、別所温泉から湧き出ており飲料も可能です。
本堂が北に向いているのは、日本では珍しい作りだそうです。
善光寺が南向きに建立され阿弥陀様を御本尊として「未来往生」を願うのに対して、北向観音は北向に建立され 千手観音様を御本尊として「現世利益」を願います。
現在と未来の片方だけですと片詣りと言われ、向き合ってる両方をお詣りしたほうが良いと言われるようになった様です。
境内には「愛染かつら」の大樹や多くの歌碑があります。
川中島古戦場跡公園
武田信玄と上杉謙信が戦った「川中島の合戦」の跡地が上田市には残っています。
現在は公園になっており、当時激しい戦いがあったとは思えないほど穏やかな雰囲気が漂います。
公園内には芝生広場や小川があり、のんびりとした時間を過ごせます。
また、市立博物館があるほか、武田信玄と上杉謙信が一騎打ちをしている像があり、記念写真のスポットとしても人気があります。
口コミ
武田信玄が座ったまま微動だにせずに上杉謙信の太刀を扇子で受けた一騎討ちの「三太刀七太刀の戦い」が行われた武田本陣の土塁が今も残る八幡原(八幡社があったためこう呼ばれている。社はこの戦いで破壊され、武田がのちに再建。) 北側の場外駐車場に車を停めて思うがままに散策。有名なキツツキ戦法で上杉軍を誘き出そうとした武田軍だが、立ち上る飯炊きの煙を読まれて上杉軍に大敗を記す。信玄破れたり!の有名なセリフの一騎打ちで、三太刀!一撃目は扇子に。二撃目は信玄の腕に。三撃目は肩に。信玄もはやこれまでか?!信玄の部下の中間頭原大隅が、信玄の槍を咄嗟に取って応戦!しかし謙信はこれを凌ぐ。返す槍で謙信の馬に攻撃。馬は驚き、謙信の意志とは裏腹に馬は謙信を乗せて去ってしまった。この時に謙信を打ち損じたことを嘆いて槍で岩を貫いた後が、執念の石として残っている。この後、武田軍の本隊が合流して上杉軍が今度は窮地に追い込まれる。前半は上杉軍、後半は武田軍の勝利とされるこの第四次川中島の戦い。通称 八幡原の戦い。両軍の死者8000とも言われ、敵味方の区別なく武田軍が弔って多数の屍塚を立てたことから、上杉謙信はそれを知ってえらく感謝した。武田軍が塩不足で困っていた時に、上杉謙信は、「我々の戦争は弓でするものだ」と言って、敵に塩を送ったエピソードの前提となっている。
善光寺への参拝の帰りに予定外で立ち寄った場所ですが、思いの外楽しめました。
広場や小川、博物館などもあり家族で訪れて遊んでいるひとが多かったです。
歴史好きのグループのかたも何組かいらっしゃったようです。
川中島の戦いやその時の歴史ことを語りながら散策してみるのにいい場所だと思いました。
前に一度来た事がありますがあまり長い時間入れなかったので今回改めて来訪。
12年の間5度の川中島の合戦で激戦だった4度目の八幡原の戦いがあった場所です。
両軍合わせて8千人余りの戦死者が出たとの事で相当の激戦だった事が伺われます。
謙信と信玄像が躍動感があってこれを見るだけでも価値があると思います。
後アクセスですが公共の交通機関で行くなら長野駅から直接川中島古戦場行きのバスをおすすめします。
自分は信濃鉄道で川中島で降りたら川中島の駅から5キロほどあるのでタクシーもなく1時間ほど歩いて古戦場に行きました。
安楽寺
信州最古の禅寺が安楽寺です。
後に曹洞宗に改宗されています。
こちらの境内の奥には日本でここにしかない八角形をした三重塔があります。
中国の宋の時代の禅宗様(唐様)という作り方で建設されており、日本の国宝にも指定されています。
静かに佇む様子は見ているだけで厳かな気分を味わえます。
口コミ
国宝八角三重塔がまた観たくなり、2回目の訪問をしました。
唯一無二、不便な場所にありますが、古い建築物を観るのが好きな人は、絶対のオススメです!
日本の伽藍には、本堂などの他に多宝塔、一般的な四角形の三重塔や五重塔などがあり、また六角堂の様な建築物も時々あります。そうした中で、鎌倉末期ながら唐式の八角形の三重塔が建立されたのは、興味深い。
観れば見るほど面白く、特に屋根下の木組みの複雑さが凄い!
福島にある通称「さざえ堂」は、解体したら組み直せない?と言われてる様ですが、こちら昭和初期に解体修理されたそうなので、未来に残していける様です。
拝観料、有名観光地なら500〜1000円と言われても仕方ないのに、たった300円というのもありがたい!
塩田平四国霊場15番。
国宝にもなっている日本唯一の木造による〈八角三重塔〉を見学する事が出来ます。
大人¥300、8時~16時(時季により17時?)。
駐車は広く、時季によってはキレイに咲く蓮池が隣接しています。
駐車場から本堂へはまっすぐな石段と迂回の坂道とあります(坂道を進んだ先にも数台の駐車場アリ)。
とても静かでキレイに整備された雰囲気の素敵なお寺サンです。
御朱印受付は8時~との事です。
とても優しい住職様でした(*´ω`*)
国宝八角三重塔は山の森の奥にあります。
長い日本の歴史を見守ってきた風格を見ることが出来る建物です。
すぐ近くには檀家のお墓がたくさんあります。長い階段を登ってこなければならず、墓参もままならないのでは…と思いました。
観光に関するよくある質問
宿の料金体系はどんなパターンが多い?
宿泊するホテルや旅館の料金体系がどんなパターンなのか気になる人も多いかと思います。
自由に滞在できるパターンがあるのか、時間は決められているパターンなのか、、、
基本的に15時くらいにチェックインができ、翌日の9時か10時頃にチェックアウトする流れが一般的かと思います。
夜にチェックインして翌日の夜にチェックアウトできる宿や、いつでもチェックイン・アウトできる宿はほとんど存在しないと思います。
ホテルに泊まる時は先にチェックインして荷物を置いた方がいい?
これはその時の時間やホテルの対応によりけりだとお思います。
できるだけ荷物を少なくして観光や食事を楽しみたい時は先に荷物を預けた方がいいと思いますし、観光地で十分に楽しんだ後にホテルでゆっくりしたいのであれば最後にチェックインするべきだと思いますよ。
観光協会と役場の観光課のどちらに問い合わせをしたらいい?
観光地について何かわからないことがあった時に、観光協会と役場の観光課のどちらに問い合わせをしたらいいでしょうか?
情報の正確性は市町村によって異なる場合がありますが、基本的に役場の観光課に問い合わせをするのがいいでしょう。
観光地によっては観光協会がない場合がありますが、役場は必ずあるので先に観光課へ問い合わせをしてみてください。
観光ビザとはなに?
観光ビザとは観光目的のビザのことです。
日本の査証だと短期滞在ビザのことを指します。
観光以外では親族知人訪問や商談目的も短期滞在ビザに該当するので、目的に応じてビザ申請で必要な書類が異なるので注意が必要です。
観光バスは前の席と後ろの席どっちが酔いやすい?
バス全般に共通して言えることですが、タイヤの上部の席は振動を直接受けることになるので酔いやすくなってしまします。
また後方の席はバスがカーブを曲がる時に遠心力を感じやすいので、後方も酔いやすいかと思います。
なので、タイヤの上部の座席と後方の座席を避けてバスに乗ると酔いずらいと思いますよ。
観光は遊びの分類に入るの?
人によって観光に対する考え方はそれぞれかと思います。
余暇の過ごし方の一つ、勉強のため、、、
他人に観光に対する価値観を押し付けられることがあるかもしれませんが、他人は他人なのであまり気にしなくてもいいかと思います。
まとめ
長野県上田市の一度は足を運んでいただきたい観光地をご紹介しましたが、いかがでしたか?
歴史的な名所が多く、歴史好きの方はわくわくすること間違いありません。
また、歴史にあまり詳しくない方でも荘厳な雰囲気を楽しめるエリアになっています。
ぜひ長野県を訪れる際は上田市にも足を運んでみてくださいね。
長野県上田市以外にオススメの観光スポットまとめ!
長野県上田市の観光スポットをここまで紹介してきましたが、長野県はかなり広く、まだまだ数多くの観光スポットが存在します。
そこで、ここでは上田市以外の観光スポットをまとめましたのでご紹介していきます。
美味しい食べ物を食べることができたり、自然を満喫することができるところなどをまとめてみましたので、ぜひチェックしてみてください。
コメント