ジブリ映画「千と千尋の神隠し」をお好きな方は多いですよね。
そんな美しい千と千尋の神隠しの舞台になったとも言われている観光地が長野県にあることをご存じでしょうか。
古き良き日本の趣を残す「渋温泉」という地域が千と千尋の神隠しの舞台と言われています。
そこで今回は渋温泉の魅力を思いっきりご紹介します。
千と千尋の神隠しが大好きな方も、温泉地が大好きな方も是非チェックしてみてくださいね。
千と千尋の神隠しの舞台となった長野県の観光地「渋温泉」の基本情報
千と千尋の神隠しの舞台となったと言われている「渋温泉」は長野県の下高井郡山ノ内町にある温泉街です。
石畳になっており、ノスタルジックさが香るレトロな街並みが特徴です。
この地域は地面を掘るとすぐに温泉が出ると言われるほど多くの源泉が存在します。
温泉が多数ある長野県の中でも豊富な湯量と様々な成分の泉質が特徴です。
そのため、渋温泉には多くの温泉宿がありますが、その温泉全てが100%源泉かけ流しという贅沢な温泉地となっています。
また、渋温泉は長い歴史を持ち、火災や土砂災害などから何度も復興をしています。
そのため、増改築を繰り返しており、現在では建築不可能な木造建築の姿となっています。
レトロな射的場や和菓子屋など懐かしさを感じる風景が広がっており、散策しているだけでも楽しいエリアです。
そしてこの渋温泉にある老舗旅館「金具屋」こそ千と千尋の神隠しのモチーフとなったと言われている旅館です。
260年以上の歴史を持ち、現在でも客室に泊まることができます。
美しく荘厳な造りの金具屋は宿泊するのももちろん、外からその外観を眺めるだけでも千と千尋の神隠しの世界に入ったような雰囲気を味わうことができます。
渋温泉へのアクセス情報!
次に渋温泉へのアクセス方法をご紹介します。
アクセス方法は自家用車を利用する方法と公共交通機関を利用する方法があります。
車の場合
車でアクセスする場合、関東方面からは関越・上信越自動車道や中央・上信越自動車道を利用して信州中野ICより渋温泉にアクセスすることができます。
また、関越自動車道を利用し渋川伊香保ICからもアクセス可能です。
ただしこのルートは冬季通行不可になるので注意してください。
関西方面からは中央自動車道および北陸自動車道を利用し信州中野ICを利用し渋温泉に行くことができます。
新潟方面からは北陸自動車道を利用してください。
公共交通機関の場合
公共交通機関を利用する場合、電車でアクセスすることができます。
東京駅からは北陸新幹線を利用し長野駅にアクセス、名古屋方面からは中央線特急を利用、新潟駅からは上越新幹線および北陸新幹線を利用し長野駅にアクセスしてください。
また、金沢駅からは北陸新幹線で長野駅にアクセスできます。
長野駅からは長野電鉄の湯田中行き特急を利用すると約50分で終点の湯田中駅に到着します。
湯田中駅からはタクシーを利用すると約5分で渋温泉に行くことができます。
または「上林行き」のバスを利用し、渋温泉入口か渋温泉和合橋停留所で下車してください。
渋温泉のなにがオススメ?
渋温泉でオススメなのはやはり「九湯めぐり」です。
九湯めぐりは渋温泉にある9つの外湯を自由に楽しむことができる仕組みです。
九湯めぐりは渋温泉に宿泊している人は利用することができます。
宿泊客は各宿で外湯めぐりの鍵を受け取ってください。
清掃時間を除き、6時から22時の間、無料で温泉を楽しむことができます。
また、渋温泉に宿泊していない方でも9番湯大湯のみ外湯を利用することができます。
その場合、渋温泉旅館組合事務所か渋温泉駐車場で一人500円の入浴券を購入すると九湯めぐりを楽しむことができます。
渋温泉の湯は美肌効果から神経痛まで効能も様々なため、湯めぐりをして自分に合った湯をゆっくりと探すのもオススメです。
また、金具屋を含め、ノスタルジックな街並みが広がる渋温泉はレトロ美しい写真をたくさん撮ることができます。
どのスポットも絵になる渋温泉は昼と夜で雰囲気が変わります。
ぜひ九湯めぐりをしながら美しい渋温泉の街並みを写真に撮ってみてください。
まとめ
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモチーフとなったとされる渋温泉の魅力をお伝えしました。
どこか懐かしく、人の温かさを感じることができる渋温泉。
街全体に温かな雰囲気が漂うスポットです。
ぜひ訪れる前は千と千尋の神隠しを見直して、気分を高めて渋温泉に行ってみてください。
なお、冬季に訪れる場合は通行止めのルートや路面の凍結などが予想されますので、車の運転に注意を払い、歩きやすい靴で観光するようにしてくださいね。
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