長野県にある国宝「松本城」に行ったことはありますか?
行ったことはなくとも名前を聞いたことがある、いつか行ってみたい観光地だったという方はおおいのではないでしょうか。
今回はそんな長野県の人気観光スポット 松本城について詳しくご紹介します。
いきなり行って松本城の雄大さを感じるのもいいですが、やはり見どころや人気のポイントを押さえておくとより深く松本城を楽しめます。
ぜひ参考にして松本城観光を思いっきり楽しんでくださいね。
長野県の観光名所【松本城】の見どころや人気のポイントは?
それでは松本城の見どころや人気のポイントをご紹介します。
松本城の見どころはなんといっても白漆喰と黒漆塗で作られた五重六階の天守です。
この美しい白と黒のコントラストを保つために、現在でも毎年色の塗り替えが行われています。
松本城の天守群は月見櫓、渡櫓、辰己附櫓、乾小天守、大天守という5棟から成っています。
これらは作られた時代が2つに分かれており、戦いの時代である戦国時代に作られたのが渡櫓、大天守、乾小天守です。
この3棟は小さな窓が付いており、その窓から鉄砲や弓を打つことができる仕組みが施されています。
そして、平和な時代となった江戸時代初期に作られた月見櫓と辰己附櫓は戦う工夫がほとんど見当たらない造りになっています。
この建築時代の違いを見るのも松本城を深く知る為にオススメです。
また、石垣にも見どころがあります。
形がバラバラの自然石を利用した石垣になっており、見事なバランスで成り立っています。
400年たった今でもその当時の石のまま積み替えは行っていないため、当時の技術の高さをうかがい知ることができます。
さらに松本城を遠くから見るのもオススメです。
特に天気の良い日は北アルプスの絶景と城の美しい姿が調和する絶景を楽しむことができます。
また、城の周りのあるお堀に松本城が映り込み、より荘厳な姿を見ることができます。
そして楽しみながら松本城を見たいという方にオススメなのが、「おもてなし隊」の存在です。
忍者の装束を身に着けたおもてなし隊が8時半から16時の時間帯に本丸庭園内に現れます。
松本城を背景に写真撮影ができるなど、ちょっとした楽しい思い出を作るのにぴったりです。
松本城の基本情報
戦国時代の世に築城され、かつて「深志城」の名で知られていたのが松本城です。
現在日本には12か所のお城に天守が残っています。
その中でも五重の天守が残っているのは姫路城と松本城のみになっており、松本城は日本で最も古い五重六階の天守を持つお城になっています。
松本城のイベント情報!
松本城では四季に合わせて様々なイベントが開催されています。
美しい桜が咲く春には「夜桜会」というイベントが行われ人気を集めています。
これは松本城管理事務所が桜の開花宣言を行った3日後から8日間の夜に行われるイベントで、本丸庭園の無料開放や天守と桜のライトアップが行われます。
また、日本らしいイベントも多く、例年5月に行われる「松本藩古流砲術演武」や8月にかがり火の中で幻想的な野外能を楽しめる「薪能」、11月に行われる「少年少女武者行列」などが開催されます。
さらに信州名物であるそばを味わえる「信州・松本そば祭り」や「秋の茶会」など日本の食文化を感じられるイベントも実施されています。
その他、近代的な要素を感じられるイベントとしては1月に行われる「氷彫フェスティバル」や迫力ある消防隊の訓練を見ることができる「消防総合訓練」などがあります。
松本城へのアクセス方法
それでは最後に松本城へのアクセス方法をご紹介します。
松本城にアクセスする方法は公共交通機関を利用する方法と自家用車を利用する方法があります。
公共交通機関
電車を利用する場合、JR篠ノ井線の「松本駅」で下車し、徒歩約20分進むと松本城が見えてきます。
バスを利用する場合は松本周遊バスの「タウンスニーカー」北コースを利用し、「松本駅お城口」から約10分乗車し、「松本城・市役所前」で下車します。
また、路線バスを利用する場合は「松本バスターミナル」発の美ヶ原温泉線、浅間線、岡田線、アルプス公園線に乗り、「松本城・市役所前」で下車します。
さらに飛行機を利用する場合はFDA(フジドリームエアラインズ)信州まつもと空港を利用し、直行バスや路線バスを使って松本駅までアクセスしてください。
車
車を利用する場合は長野自動車道の松本ICから国道158号を通り、松本市街地へ向かい約20分、約3.5km走るとアクセスすることができます。
まとめ
長野県を代表する観光スポット、松本城に関しての情報はいかがでしたか?
知れば知るほど楽しめるのが松本城です。
ぜひ色々と見どころや知識を仕入れた状態で松本城を見てみてください。
より松本城の魅力を感じることができますよ。
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